男女によっても、親子であっても
生きているのですから ちょっとした悩みはあります。
もちろん世代間の悩みも。
モノの価値を簡単に語る人が多くなってきた昨今、
価値観の押し付け だとか その気もないのに言われたり… 。
年齢が追い付いたら気づくこともあるのですが、
イマドキの世代の方々は 意外に心の世界観は狭くなっている と感じます。
ジュエリーの世界は 十数年前からその世代間の違いにぶつかってきました。
( 私が感じた感覚ですが … )
60代、70代の世代の方が受け継いできたジュエリーや
自分で購入したジュエリー、思い出のジュエリー は
どのようにしたら良いのか。
そんなお悩みを 以前より受けることが多いです。
( もともとはジュエリーも専門でやっていましたので… )
まずは、ジュエリーを身につけていることを 受け継ぐ方に認識をしてもらうこと。
「 あー、うちの母はこの指輪をいつもつけていたなぁ。」
これが一番大切なこと。
できれば、そのジュエリーのことで思い出を語ってください。
上記の写真のように、ダイヤモンドの指輪を ただただシンプルに
ペンダントのトップとしてリフォームすることで、十分なのです。
自分の好きなデザインにしてしまっては、今の世代の方は
余計に敬遠してしまう。
価値を履き違えてしまう方が多いのが現状です。
語ることができるジュエリー、腕時計も同じこと。
売るのはいいけど、もう一度購入する方もいらっしゃいます。
お値段だけで語る 心の世界観が狭くなるような ことは つらい ですね。
この度、お孫さんへつけてもらいたい とのことでのご用命いただきました。
伝わるといいですね。